はじめまして、当サイト管理人のはるさめです。
今回は「営業嫌いな凡人の転職ナビ」にご訪問いただきありがとうございます。
新卒で入社した会社がブラックで社会人一歩目からつまづくというより大きく転倒してしまいました。そんな私でも、20代で3回の転職を行い、現在4社目の会社でまったりと働いています。しかも給料はいままでで一番多い金額をただいています。ぶっちゃけ20代女性としてはもらいすぎなぐらいの金額です。
1社目から4社目の年収と残業時間の推移をグラフにしたので参考にしてください。
自分でいうのもあれですが、20代で3回も転職をしてブラック企業からホワイト企業に就職した既婚女性はなかなかいないと思います。
結婚しても転職はできるしキャリアアップ・年収アップはできます!3回の転職活動の経験を活かし、今の職場や今後のキャリア形成に不安を感じ、転職を考えている方のサポートすべく「20代女性の転職ナビ」を運営しています。
というこで、記事を書いてるはるさめって一体どんな奴なのかを知ってもらうべく、これまでの転職歴をまとめました。
1社目:広告制作会社(営業職)
大学を卒業して入社をしたのが小さな広告制作会社でした。
従業員は40名ほどの典型的な零細企業。もちろんそこに行きたかったわけではありません。リーマンショック後の就職氷河期の中、100社以上受けてそこしか内定をくれなかったからです。
初めての新卒採用で4名が採用されましたが、きちっとした研修メニューが準備されていることはなく、先輩の営業についていくのを2週間続けただ。特にやることもない入社1日目から定時を1時間以上過ぎてから帰宅するというブラックっぷりを見せつけられ(当然、残業代なんて出ません!!)、同期4人でつらい辛いと言っていたのは今でもはっきり覚えています。
入社3週間で新規営業のテレアポがスタート。1日中ひたすら電話をかけ続けるというつらい修行を毎日続け、アポが取れた会社には先輩と一緒に行くということを繰り返していました。
そうなると浮き彫りになるのが営業成績の差!同期の中で誰が一番仕事を取ってきているのかが目に見える時期に入ってきます。もちろん私は4人中最下位。徐々に肩身が狭くなって。。。
そんな状況を1人の先輩が救ってくれました!
「アポさえ取ってこれば俺が仕事につなげてやる!とにかく、アポを取りまくれ!」
藁にもすがる思いでその先輩の言葉を信じ、ニコイチで営業に回っていきました。そのおかげで、少しずつ受注が増え取引先も増えました。
正直この先輩がいなければただ負け犬のように会社を辞めていたでしょう。今でも尊敬している先輩です。
そんなこんなで、22歳~26歳まで4年以上勤めた後、営業から離脱するために転職を決意し退職しました。
2社目:外資系IT企業(ディレクター職/経理・総務職)
1社目が12時過ぎの帰宅は当たり前、残業代なし、有給は病欠のときだけ、というブラック感満載の職場だったので、突然の無職にヒマを存分に楽しんでやりました!転職先も決まっていないのに(笑)
とにかく営業はこれ以上やりたくないので、営業以外の事務系への転職を目指し活動をはじめました。職種変更なので、なかなか内定が出ませんでしたが、なんとか外資系のIT企業にディレクターとしての転職ができました。
ディレクター職とかっこよくいっていますが、取引先と社内開発チームの間を橋渡しする役目でそこまで難しいことはなく、希望だった経理・総務といった管理部門の経験も積めたのは非常にありがたかったです。
外資系企業なので見込み残業45時間分含んだ年棒制で400万円。実際は1時間~1時間30分ぐらいの残業だったので、20時間分の残業代は得してました。
社長の無茶ぶりにストレスが溜まる職場ではありましたが、概ねのんびり働けていました。ただ、外資系企業とは無情なものです。本国の意向で突然、日本オフィスが消滅することとなり、27歳で再び無職になりました。(笑)
3社目:上場企業(経理職)
2社目の管理部門の経験から自分には数字を扱った業務が向いていると感じ、経理を専門に業務を行える企業を狙いに行きました。前職では社長からの無茶ぶりに振り回されストレスを溜めていたので、今回はトップダウンではなく組織的に成熟した企業である上場企業に無事に内定をいただき、入社しました。
まず初めに思ったのは、企業年金(DC)・持ち株会・低い保険料率などなど、いままで受けたことのない福利厚生が多い。(笑)やっぱり、上場企業はすごい!と感心していました。
ただ、上場企業と言えど社長のトップダウンはキツく、逆鱗に触れた社員が怒鳴られているのを見るのがたまーにあり、どこの中小零細なのかと疑わざるを得ませんでした。平社員の私には社長と話す機会もないので特に実害があったわけではありませんが、社長に怒られないようにしなければという雰囲気があり、人為的ミスはことさら大げさに糾弾される感じが息苦しかったです。
経理としても折角上場企業にいるのに、経費精算や入出金管理の担当ばかりで中小企業のパートのおばちゃんかなと錯覚するほど。(笑)この先、30歳を超えてずーーーーっとこの業務だけをやり続けるのは今後のキャリア形成の障壁になる考え、29歳で転職を決意。
4社目:上場企業の子会社(経理職)
経理としてステップアップするために幅広い業務を任せてもらえる企業を探して、3社目の会社に勤めながら転職活動を行いました。その結果、上場企業の子会社で、子会社ながらも業界の大手として第一線を走っている企業に内定をいただきました。
いままで担当したことのなかった月次決算・年次決算・固定資産管理など「THE経理」といえる業務を覚えられるようになりました。さらに驚くのは、福利厚生と育児休暇の充実さ。3社目の福利厚生もすごいと思っていましたが、大手企業はそれを軽々上回ってくる。(笑)持ち株会・企業年金・カフェテリアプラン以外にも社宅を準備してくれたり(自己負担1万5000円)、育児休暇・時短勤務・育児休暇後の復職率の高さなど長く勤める体制が整っています。給料に現れないお得なサービスがこんなに受けられるなんて嬉しすぎます!
3回の転職を経験しましたが、この会社でできる限り長く働き会社に貢献してきたいと思い、日々働いてます。
転職を検討中の方へメッセージ
新卒の就職活動をしているときから営業職になりたくなかった私ですが、やはり文系となると営業職になる確率が非常に高い!新卒で入ったブラック企業でも営業をするのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
でも、転職するなら営業以外と心に決めて挑んだことで、現在はノルマ・クレーム対応・人間関係から解放されました。まったりと経理の仕事に従事できています。
もちろん、特別なスキルがあったわけでも、コネがあったわけでも、キャリアがあったわけでもありません。ただの一般的な凡人でも、大手企業でそこそこの給料をもらいながら働けるようになるのです。凡人だから営業職以外に転職できないというのは大きな誤解!3回の転職経験を基に「転職のホント」を伝えていきます。
自分の仕事に対する考え方や気持ちを見つめ直すいい機会と考え、このサイトを見てもらえると嬉しいです。