- 志望動機が思いつかない
- 使い回しても大丈夫?
- 志望動機のテンプレートが欲しい
年収300万→600万にアップし、残業時間も75%減少しました。
3回の転職活動の経験を基に、上記の悩みを解決できる記事を書きました。
実は、転職活動における使いまわせる志望動機のテンプレートが存在します。
なぜなら、私はこの方法を実践して、志望動機のテンプレートを使いまわして6社内定をもらいました。
この記事を読み終えると、転職理由と連動した説得力のある志望動機を書くことができます。
転職活動を始めたあなたに、ぜひ参考にしてみてほしいです。
「転職の軸」の意味や重要性を知らない方は、こちらの記事から読んでください。
<<<コンテンツ準備中>>>
「転職の軸」を見つけてない方は、こちらの記事から読んでください。
「転職の軸」を中心に転職理由を書いていない方は、こちらの記事から読んでください。
目次
転職理由・志望動機・自己PRの関係性をおさらい
転職理由・志望動機・自己PRは、仕事に取り組む姿勢(転職の軸)を語る1つの話を、3つに分割しただけです。
要因:なぜ会社を辞めるのか(転職理由)
改善策:この会社に入れば働き続けられる(志望動機)
能力:働き続けるための能力を持っている(自己PR)
転職の軸を中心に考えると、
要因:転職の軸とかけ離れた職場だから辞める(転職理由)
改善策:転職の軸とぴったりだから働き続けたい(志望動機)
能力:転職の軸に近づくための能力・経験がある(自己PR)
このように作ると、一貫性のある仕事への思いを伝えることができます。
使いまわせる志望動機のテンプレート
転職の軸と合致し、働き続けたい会社であることを志望動機として伝えます。
使いまわせる志望動機の構成要素は4つです。
- 転職の軸と求人の共通点を伝える
- 転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
- 活躍できる能力を伝える
- 働いている自分の姿を語る
なぜなら、できるコンサルやプレゼンの上手い人が使っているプレップ法(結論→理由→根拠→結論の順番で伝えること)を真似ているので、主張に説得力が入ります。
この4つを順番に書くだけで、できるコンサルと同じ説得力のある志望動機のテンプレートが完成します。
①転職の軸と求人の共通点を伝える
まずは、なぜその会社を志望するのか結論を伝えます。
伝え方は、転職の軸と求人の共通点を伝えることです。
なぜなら、転職の軸を求人情報と絡めて説明することで、その会社を志望した必然性を伝えることができるからです。
さらに、転職の軸を考えるようになった背景(理由)を一緒に伝えるとより良いです。
もちろん、転職の軸を考えた背景(理由)がなくても大丈夫です。
背景が思いつかない場合は、求人情報から発想を得ることができます。
むしろ、求人情報の企業のアピールポイントから抜き出して考える方が、その会社を志望する必然性がアップします。
実例1:WEB広告専門の大手広告代理店子会社にデジタルマーケター職に内定
転職の軸:WEB・IT系の会社に入りたい
背景:これからのビジネスの中心となるため将来性が高い
WEB広告は急速に進んでいて、すでにテレビ広告の規模を超える大きさに成長している。これからの時代を担う業界だと思う。
②転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
求人に記載された仕事内容をまとめた上で、転職の軸とその背景と一致していることを念押しします。
志望動機は、なぜその会社に入りたいのかを伝える部分なので、何度も伝える必要があるからです。
求人情報の主な仕事内容と転職の軸・背景が一致していると、面接官は「だから、うちの会社なんだ」と納得するからです。
実例1:WEB広告専門の大手広告代理店子会社にデジタルマーケター職に内定
転職の軸:WEB・IT系の会社に入りたい
背景:これからのビジネスの中心となるため将来性が高い
デジタルマーケターは、広告立案・実行・分析・調整を繰り返し、成果を上げていくWEB広告の要となる立場なので、これからを担う人材になれる。
③活躍できる能力を伝える
求人情報に記載の「求める人材」に関わる内容の経験・能力を短く伝えます。
ポイントは、「求める人材」に関わる内容を必ず入れることです。
なぜなら、いかに優秀な人でも、志望企業の求める経験・能力を持っていなければ落ちてしまうからです。
例えば、チーム単位で協力しながら販路を拡げる営業スタイルの企業に、高い営業成績を上げている優秀な営業マンが、いかに個人の力で難しい交渉を乗り切ってきたのかをアピールしても、面接官には響きません。
企業が求める人材は必ず求人情報に記載があります。その内容にあった経験・能力をアピールすることで、優秀な人材よりもポイントを稼ぐことはできるのです。
実例1:WEB広告専門の大手広告代理店子会社にデジタルマーケター職に内定
求める人材:コミュニケーション能力/マルチタスク能力
案件を進めるために顧客・外注先と折衝をするコミュニケーション能力を磨いてきた。常時10件以上の案件を同時進行していたので、工程管理・予算管理の経験は豊富に積んでいる。それを生かして働きたい。
④働いている自分の姿を語る
内定が出て、実際に働いたときに実現したいことを伝えます。
なぜなら、転職はゴールではなく、スタートです。実際に働いた姿をイメージできているかを伝えることで、面接官に本気度と長く働き続ける意思をアピールできるからです。
あくまで入社後のイメージなので、間違っていてもかまいません。妄想を語るぐらいの感覚で十分です。
そして、働いている自分の姿を語った後は、その求人が妄想を叶えられる環境であることを最後に念押しします。
実例1:WEB広告専門の大手広告代理店子会社にデジタルマーケター職に内定
誰も知らなかった商品を数か月後には世界中に知られているようなバズを生み出したい。そういうことができるのがWEB広告であり、大手広告代理店の子会社として培ったノウハウを学び実現できる環境だと思い、志望する。
志望動機のテンプレートを求人ごとにカスタマイズ
上記、①~④で志望動機が1つ完成しました。
この志望動機を使いまわして、少しのカスタマイズで、求人ごとの志望動機に変身させます。
使い回しのカスタマイズ方法
①転職の軸と求人の共通点を伝える
ほぼ同じ
②転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
仕事内容を求人情報に変えるだけ
③活躍できる能力を伝える
求める人材に合わせる
④働いている自分の姿を語る
最後の締め部分を求人内容に合わせる
志望動機を使いまわした実例
実際に志望動機のテンプレートを基に求人ごとに使いまわした実例を紹介します。
カスタマイズ部分を赤色にしています。
実例1:WEB広告専門の大手広告代理店子会社にデジタルマーケター職に内定
転職の軸:WEB・IT系の会社に入りたい
背景:これからのビジネスの中心となるため将来性が高い
求める人材:コミュニケーション能力/マルチタスク能力
①転職の軸と求人の共通点を伝える
WEB広告は急速に進んでいて、すでにテレビ広告の規模を超える大きさに成長している。これからの時代を担う業界だと思う。
②転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
デジタルマーケターは、広告立案・実行・分析・調整を繰り返し、成果を上げていくWEB広告の要となる立場なので、これからを担う人材になれる。
③活躍できる能力を伝える
案件を進めるために顧客・外注先と折衝をするコミュニケーション能力を磨いてきた。常時10件以上の案件を同時進行していたので、工程管理・予算管理の経験は豊富に積んでいる。それを生かして働きたい。
④働いている自分の姿を語る
誰も知らなかった商品を数か月後には世界中に知られているようなバズを生み出したい。そういうことができるのがWEB広告であり、大手広告代理店の子会社として培ったノウハウを学び実現できる環境だと思い、志望する。
実例2:BtoCメーカーのWEB広告運用職に内定
転職の軸:WEB・IT系の会社に入りたい
背景:これからのビジネスの中心となるため将来性が高い
求める人材:数値管理能力/営業経験
①転職の軸と求人の共通点を伝える
WEB広告は急速に進んでいて、すでにテレビ広告の規模を超える大きさに成長している。これからの時代を担う業界だと思う。
②転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
広告運用職は、広告立案・実行・分析・調整を繰り返し、媒体ごとの特性を考えながら、成果を上げていくWEB広告の要となる立場なので、これからを担う人材になれる。
③活躍できる能力を伝える
案件を進めるために営業として顧客・外注先と折衝をするコミュニケーション能力を磨いてきた。常時10件以上の案件を同時進行していたので、工程管理・予算管理の経験は豊富に積んでいる。それを生かして働きたい。
④働いている自分の姿を語る
誰も知らなかった商品を数か月後には世界中に知られているようなバズを生み出したい。そういうことができるのがWEB広告であり、自社商材の拡大に責任をもって実現できる環境だと思い、志望する。
実例3:WEB広告専門ベンチャー企業の広告運用職 最終面接辞退
転職の軸:WEB・IT系の会社に入りたい
背景:これからのビジネスの中心となるため将来性が高い
求める人材:コミュニケーション能力/数値管理能力
①転職の軸と求人の共通点を伝える
WEB広告は急速に進んでいて、すでにテレビ広告の規模を超える大きさに成長している。これからの時代を担う業界だと思う。
②転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
広告運用職は、広告立案・実行・分析・調整を繰り返し、成果を上げていくWEB広告の要となる立場なので、これからを担う人材になれる。
③活躍できる能力を伝える
案件を進めるために顧客・外注先と折衝をするコミュニケーション能力を磨いてきた。常時10件以上の案件を同時進行していたので、工程管理・予算管理の経験は豊富に積んでいる。それを生かして働きたい。
④働いている自分の姿を語る
誰も知らなかった商品を数か月後には世界中に知られているようなバズを生み出したい。そういうことができるのがWEB広告であり、チャレンジを精神を大切にしてくれるベンチャー企業で多くのことを経験しながら実現できる環境だと思い、志望する。
志望動機をすべて使いまわすことは不可能
志望動機を一切カスタマイズせずに、そのまま再利用することは不可能です。
なぜなら、求人ごとに仕事内容の違い・企業特性の違い・求める人材の違いがあるからです。
実際、仕事内容・企業特性・求める人材を無視して再利用できる志望動機を作っても、漠然とした内容になり、面接官には「うちにぴったりだ!」を納得してくれません。
志望動機を通して、仕事内容の一致・企業特性の一致・求める人材の一致を伝えることで、面接官は「うちにぴったりだ!」と感じます。
そのために、求人と一致するカスタマイズが必要なのです。
少しのカスタマイズで使い回しが可能
とはいえ、カスタマイズはほんの少しでOKです。
なぜなら、志望動機の根幹を担っている転職の軸と求人が一致しているからです。
実際、上記実例で示した赤色部分をカスタマイズするだけで内定6社もらえています。
まとめ:転職は志望動機の使いまわしOK!テンプレで会社ごとに簡単カスタマイズ!
志望動機の構成要素は4つです。
- 転職の軸と求人の共通点を伝える
- 転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
- 活躍できる能力を伝える
- 働いている自分の姿を語る
これをほんの少しカスタマイズして使いまわすだけで、求人ごとの志望動機が完成します。
①転職の軸と求人の共通点を伝える
→ほぼそのまま使い回し
②転職の軸と仕事内容がぴったりだと念押しする
→仕事内容を求人情報に書き換える
③活躍できる能力を伝える
→求める人材に合わせる
④働いている自分の姿を語る
→最後の締め部分を求人情報に合わせる
この記事を読み終えると、転職理由と連動した説得力のある志望動機を求人に合わせてスラスラと書くことができます。
転職の軸を中心に一貫性のある転職理由と志望動機が出来上がりました。
最後に、自己PRで企業へダメ押しのアピールをします。
https://tenshoku-harusame.com/jikopr/