- 自己分析が難しくてできない
- 転職の軸が重要って聞くけどよくわからない
- 自分が何をやりたいのかわからない
年収300万→600万にアップし、残業時間も75%減少しました。
3回の転職活動の経験を基に、上記の悩みを解決できる記事を書きました。
実は、とてもシンプルな方法で転職の軸を見つけることができます。
なぜなら私はこの方法を実践して、合計6社の内定をもらい、3回転職することができたからです。
この記事を読み終えると、あなたが潜在意識で大切にしたいと感じている転職の軸が見つかります。
転職活動を始めたあなたに、ぜひ参考にしてみてほしいです。
この記事で紹介する「転職の軸」の意味や重要性を知った上で、必ず読み進めてください。
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目次
3ステップで転職の軸を見つける
以下の3ステップで転職の軸が見つかります。
1.転職サイトで本気で働きたいと思う求人を30件選ぶ
2.選んだ求人の共通点を項目別で整理する
3.共通点を転職の軸にまとめる
1.転職サイトで本気で働きたいと思う求人を30件選ぶ
まずはじめは、転職サイトで働きたいと思う求人を探し出し、「気になる」ボタンでお気に入り登録30件するのが目標です。
やることはシンプルですが、転職活動で最も重要な転職の軸を見つけるための、大切なステップです。
なぜなら、働きたいと思える求人には、転職する上で重視したい価値観(転職の軸)が必ず隠れているからです。
だからこの30件は、入社後の幸せな将来をイメージできる求人を選びます。
- 絶対に内定が出るはずない
- 入社してもついていけなさそう
- 高望み過ぎる
- 勤務地が遠すぎる
とネガティブな気持ちが先行しますが、楽しい未来を描けるかを重視して選んでいきましょう。
具体的に転職サイトで求人を探す方法
転職サイトの求人検索で、なにも絞らず求人を全検索し、上から1件ずつ求人ページを開いて見ていきます。
なぜなら、検索結果の概要だけでは、年収・職種・勤務地といった情報しか読み取ることができないからです。
たくさんの情報に目を通すことで、自覚していない潜在意識に隠れた価値観を見つける確率が上がります。
上から最低100件は、1件ずつ詳細情報を見るようにします。
私は2回目の転職活動で、この作業中に「経理職」に興味を持ち、上場企業の経理職に転職することができました。
アプリゲーム開発会社のディレクター職からの転職でしたが、このときの求人の出会いに感謝しています。
チャンスは意外なところに転がっているので、ここでは先入観なしにたくさんの求人に触れてください。
登録済みの転職サイトでもいいけどリクナビNEXTがイチ押し
すでに登録している転職サイトがあるなら、そのサイトを利用しても大丈夫です。
もし、どこにも登録していないのなら、おすすめは「リクナビNEXT」です。
リクナビNEXTは、求人数が約50,000件と圧倒的に多く、
なおかつ、業種・職種に偏りのなく多種多様な求人を扱っています。
先入観なく、たくさんの求人に触れるにはリクナビNEXTがぴったりなのです。
大手転職サイトの求人数
リクナビNEXT:約50,000件
マイナビ転職:約10,000件
en転職:約6,000件
doda:約50,000件
dodaも求人数が多いのですが、エンジニア向け求人に強く、偏りがあるため、
ステップ1では、リクナビNEXTをおすすめしています。
妥協はせずに厳選すること
いい求人が30件も見つからない?
そうなんです。本当に働きたいと思う求人は意外に少ないんです!
だからと言って30件にするために、微妙と思いながらも気になる登録するのは絶対にやめてください。
妥協する必要は全くありません。30件に届かなくても大丈夫です。
偉そうに30件見つけろと言いましたが、実は、私が転職活動をしているときは、25件が最高記録でした。
30件に届かなかったのは、自分の将来を真剣に考えた証拠です。
胸を張って厳選した求人を、ステップ2に持っていきましょう。
2.選んだ求人の共通点を項目別で整理する
お気に入り登録した30件の求人には、大切にしたい転職の軸が散らばっています。
散らばった転職の軸をまとめるために、共通点を項目別に書き出します。
なぜなら、とりあえず無作為に共通点を探すよりも、項目別に共通点を見つける方が簡単だからです。
書き出した共通点にすべて当てはまる会社が、あなたが働きたいと思う会社となります。
具体的な項目はこちらです。
- 年収
- 業種
- 職種
- 仕事内容
- 仕事の規模
- 会社の規模
- 社会貢献
- 福利厚生
- ワークライフバランス
実際、中国のゲームアプリ開発会社にディレクターに内定したときは、下記の共通点を書き出していました。
- 年収:400万円以上
- 業種:WEB/IT系
- 職種:営業以外
- 仕事内容:営業以外ならこだわりなし
- 仕事の規模:現職より金額的規模が大きい方がいい
- 会社の規模:現職より大きい会社
- 社会貢献:特にこだわらない
- 福利厚生:特にこだわらない
- ワークライフバランス:完全週休二日制/現職より少ない残業時間
いま振り返っても、入社したときの条件はほぼぴったり当てはまっていました。
3.共通点を転職の軸にまとめる
共通点の業種・職種・仕事内容が転職の軸となります。
なぜなら、直接仕事に関する転職の軸でないと、面接官は私たちがどのような仕事ぶりなのかを想像し、見極めることができないからです。
例えば、転職の軸を「福利厚生」とすると、面接官はそんなのうちじゃなくていいし、仕事にモチベーションがない人だな…と思われてしまいます。
家賃補助のある会社に入りたいということだけを伝えてくる人を採用したと思いますか。
当然、仕事への取り組みや考え方が知りたいですよね。
だから、転職の軸は共通点の業種・職種・仕事内容とします。
業種・職種・仕事内容の優先順位
業種・職種・仕事内容の優先順位は、仕事内容>職種>業種です。
なぜなら、WEB広告の分析をして新たな戦略を考えたい…といった具体的な仕事内容の方が、面接官に伝わりやすいからです。
とはいえ、私は毎回仕事内容まで自分のやりたいことを見つけられていません。
・業種:WEB/IT系
・職種:営業以外
・仕事内容:営業以外ならこだわりなし
とにかく営業が嫌だったのですが、転職の軸としてはネガティブな要素となるので、「WEB/IT系」を転職の軸としました。
ざっくりしすぎと思うかもしれませんが、転職の軸を転職理由・志望動機・自己PRで肉付けすることで必然性を感じる説得力が生まれるので、安心してください。
業種・職種・仕事内容以外の共通点も捨てないで!
転職の軸には必要ありませんが、年収・仕事内容・仕事の規模・会社の規模・社会貢献・福利厚生・ワークライフバランスに分類した共通点は、求人探しの際の絞込検索に使用するので、残しておいてください。
まとめ:転職の軸を見つけるためのシンプルな方法
転職の軸を見つける方法は本当にシンプルです。
1.転職サイトで本気で働きたいと思う求人を30件選ぶ
2.選んだ求人の共通点を項目別で整理する
3.共通点を転職の軸にまとめる
本気で働きたいと思う求人を妥協せずに厳選する
これほど簡単に転職の軸を見つける方法はないと自負しています。
なので、ここまで読み進めてたあなたはもうすでに自分だけの転職の軸を手に入れているでしょう。
それでは、転職理由・志望動機・自己PRの作成に進みましょう。