- 残業が多いから無能だと言われた。
- 有能と無能の差ってどこなの?
- 思考停止の癖を直したい
思考停止で残業月100時間していた無能でしたが、
残業月15時間で有能認定を受けることができました。
この記事を読めば、残業多い人が無能なのではなく、思考停止で働くのが本当の無能という本質を知ることができます。
一生懸命働いても残業が多く、周りからは無能と評価される状況から、抜け出す方法を紹介します。
もし、残業が多くて無能と評価されているのであれば、ぜひ、このページを読んでほしい。
そうすれば、無能と有能の本質的な違いを知り、思考停止しない有能な人材にステップアップすることができます。
目次
【残業多い人が無能ではない】思考停止こそが本当の無能
残業多い人が無能ではありません。思考停止のまま働いている人こそが本当の無能です。
有能であっても、残業が多い人はいます。
でも、仕事の量と質には決定的な差があります。
その差を生み出しているのが、思考停止のまま働いているかどうかで決まっているのです。
常に業務に対して効率化を考え、問題の解決策を考えながら働く人と、引き継がれた業務をそっくりそのまま真似するだけの人。
どちらが無能であるかは明白です。
だから、「残業多い人=無能」ではなく、「思考停止=無能」が本質だとわかります。
【残業多い人が無能ではない】思考停止に陥るのは楽だから
思考停止になってしまうのは、楽(らく)だからです。
上司の指示に従って、業務を進めるだけ。もし、途中で問題が起こっても責任は指示を出した上司になります。
一度思考停止の沼にはまってしまうと、抜け出す方法を考えることすらなくなります。
実際、指示された業務を指示された通り実行するだけの思考停止人間が、社内にはたくさんいます。
高学歴のエリートであっても、平等に思考停止の甘い誘惑が襲ってくるのです。
【残業多い人が無能ではない】思考停止から脱却すれば有能になる
残業多い人が無能ではありません。本当の無能は思考停止のまま働いている人です。
つまり、思考停止から抜け出すことで有能の評価を得ることができるのです。
幸いなことに、社内には思考停止に陥っている無能社員が多数存在します。
非常にチャンスの多い状況です。
思考停止人間の中では、少し思考を巡らせるだけで、有能の評価を受けることができるからです。
では、具体的に思考停止から脱却する方法を紹介します。
思考停止から脱却し有能になる方法
思考停止から脱却し有能になる方法は、3つです。
- 「なぜ?」を繰り返す
- 前提条件を疑う
- 目標とする人物を設定する
上記を実践することで、思考停止から抜け出せます。
残業多い無能の評価を卒業し、有能な人材に生まれ変わることができます。
「なぜ?」を繰り返す
思考停止から抜け出す第一歩目は、「なぜ?」を繰り返すことです。
なぜなら、与えられた仕事に対して、「なぜ?」と掘り下げることで、本質を捉えることができるからです。
必要なのは、自分自身で瞬時に「なぜか」を自問し、そして本質的な課題が何かを探る。そのうえで、その場で「なぜか」という質問をする能力です。そうすれば、より根源的な課題解決に一気に近づけるようになります
(引用元:東洋経済オンライン)
「なぜ?」で本質を見抜く例
上司から「営業成績を上げるための方法を考えろ」と言われた場合、思考停止の人は「どうすれば営業成績を上げられるのか」を考え始めます。
でも、上司の言葉をかみ砕いて「『なぜ』、営業成績を上げるための方法を言い出したのだろう」と思考をめぐらせるのです。
そうすると、下記の候補が出てくるようになります。
・自分の営業成績が下がっているのか
・営業部全体の成績が下がっているのか
・需要が高くなって、営業しやすい環境になっているのか
そこから、「『なぜ』、営業部全体の成績が下がっているのか」を掘り下げます。
・著しく成績の悪い営業がいるのか
・他社から類似商品が出たからなのか
・他社との売り場確保の競争に負け続けているからなのか
さらに、「『なぜ』、他社から類似商品が出て営業成績が下がったのか」を掘り下げます。
・他社の類似商品のどこが優れているのか
・顧客が他社の類似商品に乗り換えたのか
・他社の類似商品に売り場を取られたのか
このように、「なぜ?」を繰り返すだけで、効率的に上司の求める「営業成績を上げる方法」の本質に近づくことができます。
思考停止で、上司の言葉の表面しか見えていないと、上司の求める本質にたどり着くのに膨大な時間がかかってしまいます。
前提条件を疑う
前提条件を疑うことで、過去にとらわれない新しい考えを生み出すことができるようになります。
思考停止の人は、「過去からずっとこの方法だから。」「引き継ぎのときにこう教わったから。」と何も疑うことなく、そのまま取り組みます。
でも、一度立ち止まり、過去から続いている方法がベストなのか疑ってみてください。
例えば、データ集計するためにマニュアルに沿ってExcelを使っていたとします。
しかし、このマニュアル通りにデータ集計するのが最も効率的だとは限りません。
前提条件を疑うことで、より効率的にデータ集計できるマニュアルを作ったり、データ集計の項目を増やして多角的に分析できるようにしたり、新しい方法を見つけることができます。
前提条件を疑うことは、より効率的な新しいアイデアにつながります。
目標となる人物を設定する
「こういう人になりたい」という目標の人物を設定することで、思考停止から抜け出すことができます。
思考停止の人は、与えられた仕事を指示された方法でこなすことが、目標となっています。
でも、目標の人物を設定していれば、「あの人ならこの仕事にどうやって取り組むだろう」と考え始めます。
例えば、毎日定時で帰る人を目標の人物と設定した場合、「どういう順番で仕事をこなしているのか」「仕事の時間配分はどうだろう」などなど、自分と目標の人物との違いを考え始めるようになります。
そして、目標の人物との違いをなくすために、行動が変わり始めます。
目標となる人物を設定することによって、自分との違いを常に意識するようになり、思考し行動する癖がつきます。
まとめ:残業多い人が無能ではなく、思考停止で働くのが本当の無能
残業多い人が無能ではなく、思考停止したまま働いている人こそが本当の無能なのです。
もし、「無能」と評価を受けているなら、思考停止から脱却するだけで「有能」の称号を得ることができます。
思考停止から脱却し有能になる方法
- 「なぜ?」を繰り返す
- 前提条件を疑う
- 目標とする人物を設定する
最初は考えることに慣れないかもしれませんが、思考を深くすることで、物事を多角的に見ることができるようになります。
あなたが行動を起こせば、社内に多数いる思考停止人間を追い抜き、「有能」と評価される日は近いです。