- 残業前提って当たり前じゃないの?
- なんで残業前提になっているのだろう
- 残業前提から解放されたい。
月最高100時間のサービス残業から抜け出し
残業月15時間の会社でまったり働いています。
この記事を読めば、残業前提のおかしい会社の将来がいかにやばいかを気づくことができます。
なぜなら、全社員の平均残業時間が月80時間(すべて残業代のでないサービス残業です)の超ブラック企業で働き、身をもって経験したからです。
もし、あなたが残業前提の会社に勤めているなら、ぜひ、このページを読んでほしい。
そうすれば、残業前提の会社の将来が危険な理由と、無駄な残業から解放される方法を知ることができます。
未来の危機を事前に回避しつつ、残業前提の会社から自由になりましょう。
目次
【警告】残業前提のおかしい会社の将来はやばい
残業前提の会社はおかしいです。そして、そんな会社の将来は危険だと警告します。
残業前提の会社の将来が危険な理由は、4つです。
- 社員を増やすお金がない
- 将来を見据えた経営ができていない
- 社員の流出を止められない
- 時代の流れに乗れない会社は淘汰される
社員を増やすお金がない
残業前提になった会社は、社員を増やすお金がないのです。
なぜなら、社員1人を雇って育てる費用よりも、残業代の方が安いからです。
給与以外に交通費・健康保険料・厚生年金・雇用保険など多くの費用がかかり、社員1人当たり、給与の2~3倍の費用が掛かります。
社員を増やすお金がないから、いまいる社員が残業をして業務が滞らないように支えています。
社員を増やすお金がないということは、資金が枯渇する日が近い可能性があります。
将来を見据えた経営ができていない
将来を見据えた経営ができていないと、社員のマンパワー(残業)でやりくりする状況に陥ります。
会社は、常に1年先・10年先・50年先の未来を考えて経営をしなければなりません。
でも、目先のことしか考えていないから、いまの業務を残業で乗り切る選択しかできないのです。
そんな会社の未来を描くことはできません。
社員の流出を止められない
残業前提の会社は異常なので、社員が定着せず、会社が内部から崩れてしまいます。
なぜなら、会社に依存せず、どこでも働ける優秀な社員が辞めるからです。
残った社員はさらに残業が増えて、また社員が辞める、負のループに入ります。
社員の抜けた穴を、残業以外で埋める策のない会社の将来は赤信号です。
時代の流れに乗れない会社は淘汰される
会社を取り巻く環境は常に時代とともに変化し、その流れに乗れない会社は淘汰されます。
このIT時代にメールやWEBを使えない会社が生き残っていないのと同じことです。
残業が多い社員よりも、残業の少ない社員が評価される時代です。
にもかかわらず、残業前提となった会社は、時代遅れと言わざるを得ません。
時代の変化に合わせられる柔軟性のない会社が生き残るのは厳しいです。
残業前提の会社は社員にとって損ばかり
残業前提の会社は、社員にとって損ばかりです。
たとえ、残業代が満額きっちり支給されていたとしても、社員は損をしています。
損をしている内容は4つです。
- スキルアップができない
- 定時退社で評価が下がる
- 効率的すぎると業務量が増える
- 残業前提の会社の将来がやばい
スキルアップができない
残業前提の会社では、スキルアップができません。
なぜなら、残業前提の会社では、スキルアップするための新しい業務が回ってこない環境だからです。
実際、残業前提でないと回らない業務だから、新しい業務をこなす余裕も、教育に割く時間もありません。
残業前提の会社では、スキルアップのない似たような業務を延々とこなすだけになります。
定時退社で評価が下がる
残業前提の会社では、定時退社をすると評価が下がります。
なぜなら、残業するのは「善」、残業しないのは「悪」とされ、残業の多い社員の評価が高くなるからです。
実際、私が勤めていたブラック企業では、残業2時間で帰った社員がいれば、必ず社長が「あいつちゃんと働いてるか?」と聞き込みをしていました。
自分の業務をさっさと終わらせて早く帰ることが「さぼっている」、だらだらと何時間も残業した社員が「頑張っている」と認識されています。
残業前提の会社では、正しい評価をされないのです。
効率的すぎると業務量が増える
残業前提の会社では、効率的に仕事をする社員ほど業務量が増えてしまいます。
なぜなら、効率的に仕事をして残業時間を減らした分、だらだらと働く社員の業務が流れてくるからです。
効率的に仕事をしようとする向上心のある社員が忙しく、さぼっている社員が楽になる理不尽な環境です。
上司の管理能力不足が原因
効率的すぎると業務量が増えるのは、上司の管理能力が不足しているからです。
部下の進捗状況や抱えている業務量を把握できていないから、小手先の業務配分で目先の問題を解決するしかないのです。
残業前提の会社では、こんな悪循環が起こっています。
スキルアップできない
↓
上司に管理能力がない
↓
定時退社で評価が下がる
↓
効率的すぎると業務量が増える
だから、残業前提の会社では社員が損ばかりするのです。
残業前提の会社の将来はやばい
残業前提の会社の将来がやばいので、働き続けるのは社員にとってリスクです。
なぜなら、会社が傾けば社員は給料が増えないどころか、もらない、さらには、路頭に迷う可能性もあるからです。
会社が傾き始めるころには、周りの社員は減っていて、抜け出せなくなっています。
残業前提の会社で働き続けるリスクに早く気づくのが、抜け出す第一歩となります。
残業前提から解放される方法
残業前提から解放される方法はたったひとつ。
残業前提の会社を辞めることです。
なぜなら、残業前提の考え・会社にしがみつくことは損しかないからです。
実際、私は全社員の平均残業時間が月80時間のブラック企業から、残業月15時間の会社に転職して、年収が300万円アップしました。
さらに、会社の業績は安定して高く、将来も安心。定期的なジョブローテーションでスキルアップできる環境も手に入れました。
残業前提の会社では残業拒否するのはリスク
残業前提から解放されるためには、残業を拒否すればいいと思うかもしれません。
でも、残業前提の会社で残業を拒否するのはリスクでしかありません。
なぜなら、周囲の反感を買いながら、残業を拒否したとしても、残業前提の会社に未来はないからです。
残業拒否しながら会社にしがみついても、あなたの未来は会社と一緒に沈んでいきます。
だからこそ、自分の将来のために、残業前提の会社を辞めて自由になりましょう。
まとめ
残業前提の会社はおかしいです。そして、そんな会社の将来は危険だと警告します。
残業前提の会社の将来が危険な理由
- 社員を増やすお金がない
- 将来を見据えた経営ができていない
- 社員の流出を止められない
- 時代の流れに乗れない会社は淘汰される
残業前提の会社で働き続けるのは、「スキルアップできない→上司のマネジメント力不足→定時退社で評価が下がる→効率的すぎると業務量が増える」の悪循環を生み出します。
残業前提の会社では、社員が損ばかりする環境です。
そんな状況から解放される方法は、「会社を辞めること」です。
将来の危機を抱える残業前提の会社から解放され、明るい自分の未来を描ける会社で働きましょう。