- 自己PRすることがない
- エピソードが思い浮かばない
- 自己PRの書き方って何?
年収300万→600万にアップし、残業時間も75%減少しました。
3回の転職活動の経験を基に、上記の悩みを解決できる記事を書きました。
実は、この記事で紹介する自己PRの書き方を実践すると、誰でも簡単に面接官に受ける自己PRを作ることができます。
なぜなら、私はこの方法を実践して自己PRを作り、6社の内定を獲得しました。
この記事を読み終えると、企業の求める人材に一致した経験・能力を持っていると自然にアピールできる自己PRが出来上がります。
目次
誰でも書ける受かる自己PRの書き方
誰でも書ける受かる自己PRの書き方は、シンプルです。
- 求人情報の求める人材をチェック
- 求める人材に近いエピソードを思い浮かべる
- エピソードをまとめる
受かる自己PRの書き方は、求人情報の求める人材(能力・経験)に近いエピソードをまとめることです。
その内容が、求める人材(能力・経験)に近ければ近いほど、あなたを獲りたいと面接官に思わせることができます。
なぜなら、企業は中途採用に際して「こんな人が欲しい!」と毎回人物像を設定していて、わかりやすいように【求める人材】にまとめているからです。
求人情報の求める人材に合った自己PRで伝えることは、企業の欲しい人物だと認識させることに直結します。
実際、ディレクター職の中途採用の面接官をしていたときは、求めている能力・経験とかけ離れた内容をアピールされて、落とすことがほとんどでした。
自己PRが下手すぎて不採用にした実際の話
ディレクター職の中途採用の面接官をしていたときの話です。
有名な商品のプロモーションをいくつも手掛けた大手広告代理店の企画担当者は、即落ちでした。
なぜなら、企画力のある人材が欲しかったのに、その人自身が企画にどのような関わり方をしたのか伝わってこなかったからです。
ちなみに、その時に内定を出したのは小さなWEB制作会社のコピーライターでした。
コピーライターでありながら、WEBプロモーションの企画の経験があり、デザイナー・エンジニアとの折衝もできることがわかり、求める人物像との一致度合いが高かったからです。
求人情報に込められた企業側のアピールを拾い、求める人材(能力・経験)にマッチしたエピソードをまとめるだけで、受ける自己PRの完成です。
【超具体例】自己PRの書き方を解説
実際、転職活動で作った自己PRの書き方を解説します。
①求人情報の求める人材をチェック
ディレクター経験(5年程度~)orそれに近い経験とディレクター業への強い興味
【具体的には】
◆人と世の中の役に立ちたいと思っている方
◆常に課題意識を持って業務に取り組める方
◆リーダーシップを発揮できる仕事をしたい方
◆デザインへの理解がある方
(お客様とデザインの話ができればデザイン技術はなくてOK)
【あれば歓迎】
◇WEBマーケティングの知識
◇GoogleAnalyticsでの解析知識
◇ナショナルクライアントの対応経験
◇バックエンドに関する知見
◇アプリ開発の経験
この中から、一致もしくは近いエピソードがありそうな要素を抜き出します。
- それに近い経験とディレクター業への強い興味
- リーダーシップを発揮できる仕事をしたい方
- ナショナルクライアントの対応経験
- WEBマーケティングの知識
- GoogleAnalyticsでの解析知識
②求める人材に近いエピソードを思い浮かべる
求める人材について、なんとなくアピールできることを思い浮かべてみます。
①それに近い経験とディレクター業への強い興味
営業ではあるが、企画・制作・完成まで携わって、ディレクター業に近いことをしている。
②リーダーシップを発揮できる仕事をしたい方
取引先だけでなく、社内デザイナー・外注先とも連絡を取り合って制作を進めている。
③ナショナルクライアントの対応経験
クライアントの規模は小さいが、企業と直接取引を行っている。
④WEBマーケティングの知識
リスティング広告から流入してきた訪問者への訴求ページを作ったことがある。
⑤GoogleAnalyticsでの解析知識
WEBサイトのリニューアル時は必ずGoogleAnalyticsを確認して改善提案を入れている。
③エピソードをまとめる
思い浮かべた内容をジャンルが似ている要素をまとめて、1つのエピソードにします。
自己PR①:ディレクター業に近い経験(①~③の内容をまとめた)
広告制作会社の営業でしたが、仕事を取ってくるだけでなく、企画・制作・完成まで携わり、ディレクターに近い立ち位置で、印刷物・WEB・動画などすべての制作物に関わってきました。取引先だけではなく、社内デザイナー・外注先との調整を行い、品質・スケジュール・予算管理まで仕切っています。広告代理店を通さず、企業と直接取引をしているため、取引先の意向をできるだけ取り入れられるように心がけています。
自己PR②:WEB制作への知見がある(④~⑤の内容をまとめた)
最近は、WEB制作の依頼が多くあります。既存のWEBサイトをリニューアルする際は、GoogleAnalyticsから現在の問題点を見つけ、提案書に改善点を盛り込んだりしています。例えば、リスティング広告のLPページ制作時には離脱率の多かった場所の前に購入ボタンを入れることでコンバージョン率を5%上げることができました。小さい成功例ですが、少しの改善で成果を出せたと思います。
自己PRの重要性を説いてみる
職務経歴や志望動機が重要視されていて、自己PRを頑張っても意味がないと思われています。
でも、キラキラ輝いた職務経歴を持たない凡人には、自己PRが一発逆転のポイントなのです。
なぜなら、自己PRでは求める人材に当てはまった人物であることを直接アピールできるからです。
実際、職務経歴を見て求める人材にぴったりだと思っていても、いざ面接をしてみると思っていた感じではなかったと肩透かしを食らうことが多々あります。
そこを利用して、求める人材(能力・経験)に一致した自己PRで直接訴えることで、輝いた職務経歴のライバルに差をつけることができます。
自分の強みが自己PRという常識は捨てよう
自己PRとは、自分の経験・能力で優れた部分(強み)をアピールすること。と思っていては、凡人はいつまでたっても自己PRが思いつきません。
でも大丈夫です。強み=自己PRなんて常識は捨ててしまいましょう。
なぜなら、それは自分が優れていると思っているだけで、企業が求める経験・能力ではないからです。
実際、数値分析・予算管理・改善提案を求める企業に対し、営業で培ったコミュニケーション能力を伝えても、面接官には響きません。
もちろん、その営業がずば抜けた成績を持ったトップセールスマンであったとしても、です。
面接官は「素晴らしい人材だけど、うちとは違うな」と思うからです。
新卒採用であれば、自分の経験・能力で優れた部分をアピールするだけでも許されるかもしれません。でも、残念ながら転職業界では切り捨てられます。
正しい自己PRは、企業が求める経験・能力をアピールすることなのです。
だから、自分には特に目立った能力も経験もないから自己PRが書けない。なんてことはありません。
求人情報の求める人材から、要素を拾ってまとめるだけで、受かる自己PRが出来上がります。
まとめ:エピソード・強みがなくても書ける自己PR
上記で紹介した自己PRの書き方を実践すると、エピソード・強みがなくて悩むことはなくなり、求める人材に一致した面接官に受ける自己PRが書けるようになります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
誰でも書ける受かる自己PRの書き方
- 求人情報の求める人材をチェック
- 求める人材に近いエピソードを思い浮かべる
- エピソードをまとめる
自己PR=強みではありません。
自分が優れていると思っているだけで、企業が求める経験・能力ではないからです。
これを理解して、「誰でも書ける受かる自己PRの書き方」を実践すれば、輝いた職務経歴のライバルに差をつけることができます。
求める人材(能力・経験)に一致した自己PRで直接訴えることで、職務経歴では伝わらないあなたの魅力が面接官に届きます。
ここまで読み進めた方は、転職の軸・転職理由・志望動機・自己PRが完成したことでしょう。
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